ファイルを文脈ベースで分割する
FILE
の各セクション(section)の内容を持つ 0 個以上の出力ファイルを作成する。
FILE
が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また
FILE
が
` - '
だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
PATTERN
引数によって決まる。
PATTERN
引き数で指定される行が入力ファイルに存在しない場合はエラーとなる
(例えば、与えられた正規表現にマッチする行が残っていない場合など)。
すべての
PATTERN
がマッチしおわったら、入力の残りは最後の出力ファイルにコピーされる。
-b SUFFIX, --suffix=SUFFIX
SUFFIX
を出力ファイル名の後半部に用いる。
SUFFIX
には、 printf(3) 形式の変換文字列を一つだけ指定しなければならない。
書式指定フラグ、文字列の幅、精度指定なども指定できる。変換指定
文字列は整数を可読なかたちで出力するものでなければならない。
書式は整数値を可読な形式に変換するものでなければならない。したがって
使えるのは
` d ', ` i ', ` u ', ` o ', ` x ', ` X '
に限られる。
suffix
文字列はすべて(現在の出力ファイルが何番目かを示す数値と共に)
sprintf (3)
関数に渡され、それぞれの出力ファイルに応じた名前が順番に出力される。
このオプションが指定されると、
--digits
オプションは無視される。
-f PREFIX, --prefix=PREFIX
PREFIX
にする。
-k, --keep-files
-n DIGITS, --digits=DIGITS
DIGITS
に変更する。
-q, -s, --quiet, --silent
-z, --elide-empty-files
--help
--version
N
/REGEXP/[OFFSET]
REGEXP
にマッチする行の前までの内容を書き込む (マッチ行は含まない)。
OFFSET
を付加することもでき、これは
` + ' または ` - '
に正の整数を続けて指定する。
OFFSET
が指定されるとマッチ行に
OFFSET
の値を増減した行までが出力される。
入力ファイルの残りは次のセクションの入力として利用される。
%REGEXP%[OFFSET]
{REPEAT-COUNT}
REPEAT-COUNT
の回数だけ余計に繰りかえす。
REPEAT-COUNT
には正の整数かアスタリスクが指定できる。
アスタリスクの場合は、
入力ファイルが終わるまで直前のパターンを繰り返す。