ユーティリティは、
CVSup
のサーバの認証データベースで使うスクランブル済みのパスワード
を生成します。このユーティリティはクライアント名とサーバ名を
指定して起動します。
ClientName
はサーバへのアクセス権を得るためにクライアントが使う名前です。
慣習的に、全てのクライアント名で e-mail アドレスが使われます(例:
BillyJoe@FreeBSD.ORG
)。
クライアント名では大文字・小文字は区別されません。
ServerName
は、クライアントがアクセスしようとしている
CVSup
サーバの名前です。これは慣習的に、正規化され完全に指定されたサーバの
ドメイン名となります(例:
CVSup.FreeBSD.ORG
)。
これはサーバが自分自身のものと考えている名前と一致しなければなりません。
この名前では大文字・小文字は区別されません。
指定されたサーバに対しての認証を設定するには、以下の手順を行う必要
があります:
-enum
公式な
serverName
をサーバの管理者、または別の情報源から入手します。
適切な
clientName
を選びます。
必要に応じてサーバの管理者がユーザに連絡できるように、これは有効な
e-mail アドレスの形式でなければなりません。
秘密の
password
を自由に決めます。
cvpasswd
を実行し、求められた時に
password
を入力します。このユーティリティはサーバの管理者に送る情報を 1 行で
出力し、
$ Ns Ev HOME Ns Pa /.cvsup/auth
ファイルの修正方法の説明を出力します。この行を安全な経路でサーバの管理者
に送ってください。
$ Ns Ev HOME Ns Pa /.cvsup/auth
にはパスワードが入っているので、自分以外は誰も読めないように必ずしてく
ださい。