任意のソケットを安全で圧縮された経路にフォワードする
listen_port
で待ち受ける。接続を受信すると、その接続を
secure-mcserv (1)
デーモンが既に動作しているはずの
machine1
ヘとフォワードする。すると
secure-mcserv
デーモンは
machine2
のポート
port2
に接続する。そしてすべてのトラフィックは、
透過的に
listen_port
と
machine2
の
port2
の間をフォワードされる。
listen_port
と
machine2
の
port2
との間の接続は、
--secure
オプションと
--gzip
オプションで変更できる。このように、
forward
はあらゆるサービスに対して、安全性あるいは圧縮を付加できる。
手順は以下のようになる (515 はプリンタのポート): A# lpd & B# secure-mcserv -d -p 12345 ~/.netrc に john の B におけるパスワードのエントリを追加する。そして C# forward john@B:12345 A:515 515 --secure -K 1024 -z /etc/printcap に C のプリンタ x のエントリを追加する。そして D# lpr -Px mydocument同僚の John が嫌いな Jill が、 X セッションのスクリーンダンプを表示する場合を考える。 彼女は安全な X セッションを、サーバ A と メインフレーム B の間に作りたい。
手順は以下のようになる (6010 は display 10.0 に対応する): A# X & A# secure-mcserv -d -p 12345 ~/.netrc に jill の A におけるパスワードのエントリを追加する。そして B# forward jill@A:12345 A:6000 6010 --secure -K 1024 B# export DISPLAY=localhost:10.0 B# fvwm &
~/.netrc