-a
コマンドラインで渡されたすべてのファイルを表示する。デフォルトでは、一
つ以上のプロセスからアクセスされているファイルのみが表示される。
-k
指定したファイルにアクセスしているプロセスを kill する。
-signal で変更しなければ SIGKILL が送られる。 fuser
プロセスは自分自身を kill することはできないが、他の fuser プロ
セスを kill することはできる。 fuser を実行しているプロセスの実
効ユーザー ID は、 kill を行う前に、その実ユーザー ID にセットされる。
-i
プロセスを kill する前にユーザーに確認する。
このオプションは、-k オプションが指定されていない時には無視される。
-l
使用できる signal すべてをリストアップする。
-m
filename には、マウントされたファイルシステム上のファイルか、マウ
ントされたブロックデバイスを指定する。そのファイルシステム上のファイル
にアクセスしているすべてのプロセスが表示される。ディレクトリファイルが
指定されると、それは自動的に name/. に変換され、そのディレクトリ
にマウントされているファイルシステムが用いられるようになる。
-n space
別の名前空間を選択する。サポートされている名前空間は、 file (ファ
イル名。これがデフォルト), udp (ローカルの UDP ポート),
tcp (ローカルの TCP ポート) である。ポートの指定には、ポート番号
とシンボル名の両方が使える。重複がなければ、省略記法
name/space (例えば name/proto) を用いることも
できる。
-s
表示を抑制する。 -u, -v はこのモードでは無視される。
-a オプションは -s オプションと同時に使ってはならない。
-signal
プロセスを kill する時に、 SIGKILL 以外のシグナルを指定する。シグナル
の指定は名前 (例: -HUP) 数字 (例: -1) のどちらでも良い。
-u
それぞれの PID にプロセスの所有者名を追加する。
-v
饒舌 (verbose) モード。プロセスは ps のような形式で表示される。
PID, USER, COMMAND の各フィールドは,ps と同じような内容である。
ACCESS は、プロセスがどのようにファイルへアクセスしているかを示す。
アクセスがカーネルによって行われている場合 (たとえばマウントポイントや
スワップファイルなど) には、 PID の代わりに kernel と表示される。
-V
バージョン情報を表示する。
-
すべてのオプションをリセットし、送るシグナルを SIGKILL にセットする。