標準的なバージョンの
ldd
は glibc2 に付属している。
libc5 には古いバージョンのものが付属しており、
これが入っているシステムもまだ存在する。
libc5 バージョンではロングオプションがサポートされていない。
一方、glibc2 バージョンでは
-V
をサポートしておらず、これと同じ意味の
--version
しかサポートしていない。
libc5 バージョンのプログラムでは、
コマンドラインで与えられたライブラリ名に
aq/aq が含まれている場合は、ライブラリ名をそのまま用いる。
aq/aq が含まれていない場合は、標準的なパスからライブラリを検索する。
カレントディレクトリにある共有ライブラリに対して実行するには、
名前にプレフィックス ./ を付けること。