look
は、
file
の各行のうち、
string
で指定された文字列で始まっている行を表示する。
look
は二分検索を使っているため、
file
で指定するファイルはソートしておかなければならない。(
look
で -d オプションを使うときにはソートするときの
sort 1
にも -d を使い、-f オプションを使うときは
sort 1
でも -f を使うこと)
file
が指定されなかった場合は
/usr/share/dict/word
が使用され、
アルファベットと数字だけで比較され、
アルファベットの大文字小文字の違いは無視される。
オプションとしては以下のものがある:
-tag -width Ds
Fl d
辞書で使用されているアルファベットと数字だけを比較対象とする。
Fl f
アルファベットの大文字、小文字を区別しない。
Fl a
別の辞書
/usr/share/dict/web2
を使用する。
Fl t
文字列の終端文字を指定する。
つまり、
string
のうち
termchar
が最初に出てくるところまで(
termchar
を含む)が比較の対象となる。