mailq
は、後で配送するためにキューに蓄えたメールを一覧表示します。
各メッセージの 1 行目は、
ステータス文字が付くことがある、ホストがメッセージにつける内部の識別子と、
メッセージのバイト数、キューに入れられた日付と時間、
メッセージの送り手を表示します。
2 行目は、このメールがキューに入れられる原因となったエラーを表示します。
このメッセージは、
キューのなかでメールが最初に処理されているときには表示されません。
ステータス文字は次のいずれかです:
*
は、ジョブが処理中であることを示し、
X
は、ジョブを処理するには負荷が高すぎることを示し、
-
は、ジョブが処理するには若すぎることを示します。
そのあとの行には、メールの受け手が 1 行に 1 人ずつ表示されます。
mailq
は ``sendmail -bp'' と等価です。
次のオプションを使用可能です:
-v
-
詳細な情報を表示します。
通常の表示に加え、メッセージの優先度と、
警告メッセージを送ったか否かを示す 1 文字の記号 (``+'' か空白)
を最初の行に追加します。
さらに、メールの受け手の ``制御ユーザ (controlling user)'' 情報を表示します;
これは、このメールによって実行されるプログラムの所有者および、
存在するのであれば、このコマンドが展開される元のエイリアス名です。
mailq
は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きな
値を返します。