mcookie
は X 認可システムで使われる 128 ビットの 16 進数の乱数を生成する。
典型的な使い方は以下の通りである:
xauth add :0 . `mcookie`
ここで生成される「乱数」は、実際には無作為な情報を与えて作られる
MD5 メッセージダイジェストの出力である。
この情報には、現在時刻・プロセス ID・親プロセスの ID・
( -f
が指定された場合は) 入力ファイルの内容・
/dev/random ,
/dev/urandom ,
/proc
にあるファイル,
/dev/audio
といったデバイスが存在するならば、
そのデバイスから読み込んだ最初の数バイトの情報が含まれる。