megatron
は
BinHex, MacBinary, AppleSingle,
( netatalk
形式) AppleDouble といったフォーマットのファイルを、MacBinary または
( netatalk
形式) AppleDouble フォーマットに変換する。
netatalk
形式 AppleDouble フォーマットは、
netatalk
の Apple Filing Protocol (AppleShare) サーバーである
afpd
によって使われるファイルフォーマットである。
BinHex, MacBinary, AppleSingle は、
E メールやファイル転送プロトコル (FTP) を使って
マシン間で Macintosh のファイルを転送するために
一般に使われるフォーマットである。
megatron
は、(呼び出された) 名前からどのタイプの変換が求められているかを決定する。
megatron
が
unhex ,
unbin ,
unsingle
として呼び出された場合、
ファイルを BinHex, MacBinary, AppleSingle から
AppleDouble に変換しようとする。
BinHex は、ほとんどの場合、
Macintosh のファイルを E メールで送るために使われる。
通常この形式のファイルには拡張子 .hqx が付く。
MacBinary は、ほとんどの場合、
Macintosh のファイルをバイナリモードで転送するときに、
端末エミュレータが裏で利用する。
MacBinary ファイルには、通常、拡張子 .bin が付く。
Macintosh の LAN ベースの E メールパッケージの中には、
E メールにファイルを「添付」したり「同封」したりするのに
uuencode された AppleSingle フォーマットを使うものもある。
AppleSingle ファイルにはファイル名の標準的な拡張子がない。
megatron
が
hqx2bin ,
single2bin ,
macbinary
として呼び出された場合、
ファイルを BinHex, AppleSingle, AppleDouble から
MacBinary に変換しようとする。
何らかの理由により Macintosh を使って
afpd
サーバーから Macintosh ファイルをコピーすることができない場合、
サーバーから他のマシンにファイルを移動するために
最後の (AppleDouble から MacBinary への) 変換が役立つ。
megatron
が更に別の名前で呼び出された場合、デフォルトの変換、つまり
unhex
を使う。
変換元ファイルが指定されない場合、または
sourcefile
が
` - '
である場合、
BinHex または MacBinary ファイルからの変換が指示されると、
megatron
は標準入力を読み込む。
出力ファイルを格納するために使われるファイルの名前は、
変換元ファイルにエンコードされているファイル名である。
MacBinary ファイルは拡張子 .bin を付けて作成される。
(ファイル名の) 衝突が起こった場合、
古いファイルは上書きされるので注意すること。