ハングアップに反応しないようにしてコマンドを実行する
command
を実行する。こうすると
command
は、ログアウトした後もバックグランド実行を続けることができる。
スケジューリング優先度は 5 増やされるので、
実行の割り当て時間はやや小さくなる。
標準出力が端末のときは、
標準出力と標準エラー出力は `nohup.out'
へ追加書き込みモードでリダイレクトされる。 `nohup.out'
へ書き込めない場合は `$HOME/nohup.out' へ追加書き込みする。
それでも書き込めない場合は、コマンドは実行されない。
nohup
が 'nohup.out' もしくは '$HOME/nohup.out' を生成したときは、
そのファイルのパーミッションは `go-rwx' になる。
対象のファイルがすでに存在するときは、
ファイルのパーミッションの変更はしない。
nohup
は自動的にはコマンドをバックグランドに送らないので、
コマンドラインの末尾に `&' をつけて、
ユーザーが明示的にバックグラウンドへ送る指定をする必要がある。
--help
--version