rexec
は以下のオプションを受け付ける。
-a
コマンドからの標準エラーに対して補助的な (auxiliary) チャンネルを設定しない。
つまり、リモートの標準エラーと標準出力の両方がローカルの標準出力に返される。
デフォルトでは、
rexec
はリモートコマンドからの対話出力に対して
別々のチャンネルを設定するように要求する。
-c
ローカルの標準入力が閉じられた場合でも、リモートの標準入力を閉じない。
通常、ローカルの標準入力が閉じられた場合は、リモートの標準入力も閉じられる。
-d
デバッグ情報を表示する。
特に、リモートホストに送られたコマンドはエコーされる。
-h
使用法についてのメッセージを表示する。
-n
明示的にユーザー名とパスワードを要求する。
このオプションが指定されない場合、
ログイン情報として $HOME/.netrc を調べる。
-s
リモートプロセスに対して rexec が受け付けたシグナルを送らない。
通常、捕捉されたシグナルはリモートプロセスに渡される。
これにより、CNTRL-C を入力した場合にリモートプロセスも終了する。
--
rexec
が ``command'' のオプションに切り替えるためのオプション終了の印。
とても役立つオプションは -n だけである。
$HOME/.netrc にパスワードを設定していない場合でも、
パスワードを要求するプロンプトを出してくれる。