RCS ファイルのログメッセージや、その他の関連情報を表示する
-L
-R
-v [string]
[string]
で指定した文字列は出力行の先頭に出力されます。
-h
-t
-N
-b
-d dates
d1
から日時
d2
までの間 (d1とd2は除く) に登録されたリビジョンを指定します。
< d
または
d >
なる形式の範囲は、日時
d
より前に登録されたすべてのリビジョンを指定します。
d <
または
> d
なる形式の範囲は日時
d
より後を指定します。
もし
<
または
>
に
=
が続いていれば、範囲は両端を含むようになります。
d
なる形式の範囲は日時
d
以前の最新のリビジョンを指定します。
d
、
d1
、
d2
は
co (1)
に記述されている自由形式の日時です。
通常
<
や
>
を使う場合にはクォートが必要です。要素の区切りがセミコロンであることに
注意してください。
-l [\f2lockers]
lockers
が指定された場合は、指定されたユーザがロックしたリビジョンに関する情報のみを
表示します。例えば、
rlog -L -R -l wft RCS/*
はユーザ
wft
がロックしている \*r ファイル名を表示します。
-r [\f2revisions]
revisions
で指定されたリビジョンに関する情報のみを表示します。
rev1 : rev2
の形式の範囲指定は、同一枝上の
rev1
から
rev2
までを、
: rev
は枝上の最初のリビジョンからリビジョン
rev
までを、
rev :
はリビジョン
rev
から枝上の最後のリビジョンまでを示します。引数に枝番号を指定した場合は、
その枝上のすべてのリビジョンに関する情報が表示されます。
枝番号による範囲指定は、範囲内の枝上のすべてのリビジョンを示します。
revisions
が省略された場合は、デフォルト枝(通常は幹)上の最新リビジョンの情報のみを
表示します。
-s states
states
であるリビジョンの情報のみを表示します。
states
はコンマで区切った状態名のリストです。
-w [\f2logins]
logins
で指定したユーザが登録したリビジョンに関する情報のみを表示します。
logins
はコンマで区切ったユーザ名のリストです。
logins
が省略された場合は、
rlog
を起動したユーザ名が用いられます。
-T
-V
-V n
n
のエミュレーションを行います。詳細は
co (1)
を参照してください。
-x suffixes
-z zone
date
に対するデフォルトのタイムゾーンを指定します。
zone
には何も指定しないか、数字の \*u を指定するか、ローカルタイムのための
特別な文字列
LT
を指定します。
デフォルトは何も指定しない空の
zone
で、伝統的な \*u の \*r 形式ですが、タイムゾーンを示す表示はなく、
日付の部分を分割するのにスラッシュを用います ;
他では、\*i 形式でタイムゾーンの表示と一緒に時間を出力します。
例えば、ローカルタイムが 太平洋標準時の 1990 年 1 月 11 日、午後 8 時で、
\*u から 8 時間、西である(遅れている)場合、時間の出力は以下のようになります :
\w'\f3-z+05:30 'u +\w'\f31990-01-11 09:30:00+05:30 'u 4 \f2option \f2time output \f3-z \f31990/01/12 04:00:00 \f2(default) \f3-zLT \f31990-01-11 20:00:00-08 \f3-z+05:30 \f31990-01-12 09:30:00+05:30 4n +4n +4n +4n
rlog -L -R RCS/* ロックされたすべての \*r ファイル名を出力します。 rlog -L -h RCS/* ロックされたすべての \*r ファイルのヘッダを出力します。 rlog -L -l RCS/* ロックされたすべての \*r ファイルのヘッダとログメッセージを出力します。 rlog RCS/* すべての \*r ファイルに関するすべての情報を出力します。
\s-1RCSINIT\s0
Software\*-Practice & Experience
15 ,
7 (July 1985), 637-654.