ul
は、
指定されたファイル (指定されていなければ標準入力) を読み、
アンダーラインを表示すべき部分を、環境変数
TERM
で定義されている端末にあわせてアンダーラインを表示するシーケンスに変換する。
アンダーラインのシーケンスを決定するために、
terminfo
データベースが読み込まれる。
端末がアンダーライン機能を持たず、強調表示機能を持っている場合には、
強調表示を代わりに使用する。もし端末が二重印字できるか、端末自体に
アンダーラインを扱う機能があるならば、
ul
は
cat 1
と同じになる。
端末がアンダーラインを扱えない場合は、アンダーラインは無視される。
以下のオプションが利用可能である:
-tag -width Ds
Fl i
アンダーラインのかわりに、次の行の当該位置にダッシュ `-' を表示する。
これは、CRT 端末上で
nroff
出力のアンダーラインを見たいときに有効である。
Fl t Ar terminal
端末タイプを、環境変数で指定されたものの代わりに
terminal
にする。