不在の通知を返送する
login
-a alias
alias
宛てのメッセージをユーザのログイン名に送られたメールと同様に処理します。
-d
login
で
vacation
を呼び出す等の致命的なエラーは、
syslog(8)
を使用して、システムログファイルへ記録します。
-f filename
filename
を
~/.vacation.db
の代りに使用します。
filename
が / で開始しない場合には、~ からの相対となります。
-i
-I
-l
-m filename
filename
を
~/.vacation.msg
の代りに使用します。
filename
が / で開始しない場合には、~ からの相対となります。
-r interval
interval
日に設定します。デフォルトは 1 週間です。間隔を
``0''
に設定すると、全てのメッセージに対して自動応答を行ないます。
``infinite''
(実際には数字以外の文字ならなんでも) を設定すると、
同じ送信者には一度しか自動応答を行ないません。
-s address
From
行にある送信者アドレスの代りに、
address
を、vacation メッセージの受信者として使用します。
-t time
-x
-z
login
(もしくは
-a
オプションによって指定された
alias
) がメールの
``To:''
もしくは
``Cc:''
ヘッダになければ、自動応答は送られません。また、
``???-REQUEST'',
``???-RELAY'',
``???-OWNER'',
``OWNER-???'',
``Postmaster'',
``UUCP'',
``MAILER'',
``MAILER-DAEMON''
から (大文字、小文字は区別されません) のメールや、
``Precedence: bulk''
や
``Precedence: junk''
の行がヘッダに含まれているメールに対しても自動応答は送られません。
あなたへのメールの送信者のアドレスは
ホームディレクトリの
.vacation.db
ファイル中で
db(3)
を使用して管理されます。
vacation
ではホームディレクトリに
ファイルを置くことによって、
あなたへのメールの送信者へのメッセージを指定します。
このファイルは (ヘッダを含む) 完全なメッセージでなければなりません。
以下に例を示します。
From: eric@CS.Berkeley.EDU (Eric Allman) Subject: I am on vacation Delivered-By-The-Graces-Of: The Vacation program Precedence: bulkVacation
わたしは 7 月 22 日まで休暇をとっています。緊急の場合は Keith Bostic <bostic@CS.Berkeley.EDU> に連絡願います。 --eric
login
名が存在しないような致命的なエラーはシステムのログファイルに
syslog(8)
を使って記録されます。
~/.vacation.db
~/.vacation.msg