コマンドの時間計測やリソース使用量を表示する
command
を渡された引き数で実行する。
command
が終了すると、
time
はこのプログラムの実行時間の統計情報についてのメッセージを
標準エラー出力に出力する。
表示される統計情報は以下の三つから構成される:
(i) 起動から終了までに経過した実時間 (real time)、
(ii) ユーザ CPU 時間
( times (2)
が返す
struct tms
の
tms_utime
と
tms_cutime
の値の合計)、
(iii) システム CPU 時間
( times (2)
が返す
struct tms
の
tms_stime
と
tms_cstime
の値の合計)。
-p
command
が起動された場合は、
command
の終了ステータスが終了ステータスとなる。
command
が見つからなかった場合は終了ステータスは 127 で、
command
が見つかったが起動できなかった場合は 126 となる。
これ以外で何かエラーがあった場合は、終了ステータスは
0 以外の前記以外の値 (1-125) の何かになる。
command
を探すのに使われる。それ以外は出力文字や書式に使用される。
%E
%e
%S
%U
%P
%M
%t
%K
%D
%p
%X
%Z
%F
%R
%W
%c
%w
%I
%O
%r
%s
%k
%C
%x
-f FORMAT , --format= FORMAT
-p, --portability
-o FILE , --output= FILE
-a, --append
-v, --verbose
--help
-V, --version
--
bug-utils@prep.ai.mit.edu
までメールを送ってほしい。
その場合には
time
や OS、使用している C コンパイラの
バージョンを記載してほしい。
time
のバージョンは以下のコマンドで取得できる。
time --version